オリンピックで金メダリストでもあり、フィギュアスケート選手で華々しい戦績を誇る、羽生結弦選手。
2022年7月19日に会見で引退の意向を発表されるそうです。
この記事では、羽生結弦選手の引退理由、引退後の道についてまとめています。
羽生結弦の引退理由は?いつ?引退後の道は?
羽生結弦選手の引退理由としては、いくつか考えられます。
ご本人の口から記者会見で話されるまでは定かではないため、考えられる理由を挙げていきます!
羽生結弦の引退理由①年齢
一般的にすぐ思いつくのが、年齢の壁でしょうか。
スポーツ選手は、肉体が最も成熟し、運動能力の高い期間のみ活動するのが一般的です。
こと、フィギュアスケートに関しては低年齢化が進んでいて、日本の主力選手も10代の若い世代が多くなっています。
2022-2023シーズンの日本スケート連盟特別強化選手の男子を見ていきましょう。
- 羽生結弦(1994年12月07日/27歳)
- 宇野昌磨(1997年12月17日/24歳)
- 鍵山優真(2003年05月05日/19歳)
- 友野一希(1998年05月15日/23歳)
- 三浦佳生(2005年06月08日/17歳)
- 壷井達也(2002年12月17日/19歳)
強化選手Aはこちら。
- 三宅聖南(2002年03月26日/20歳)
- 佐藤 駿(2004年02月06日/18歳)
- 山本草太(2000年01月10日/22歳)
- 吉岡 希(2003年12月15日/18歳)
実に半数が10代、羽生結弦選手以外は全員20代前半です。
宇野昌磨選手が12月に25歳を迎えられ、羽生結弦選手引退後は最年長となりますね。
羽生選手と同い年の田中刑事選手も、2022年4月に競技引退を発表されています。
フィギュアスケートは高い身体能力と表現力、強い精神力が必要となります。
女性選手のピークが15~20歳、男性選手は19歳~24歳と言われていて、大学や大学院卒業と共に引退される選手が多いスポーツです。
高橋大輔選手のように、一度は引退したものの30代で現役復帰、というのは非常に稀なケースのようです。
羽生結弦の引退理由②十分すぎる結果を残した
羽生結弦選手は、2021年の全日本選手権を二連覇、上記の通り、今季も特別強化選手に選ばれています。
2014年ソチ五輪、2018年平昌大会で金メダル、2013年~2018年の世界ランキングは1位を獲得。
世界選手権を2度優勝、GPファイナル4連覇など、主要国際大会6冠「スーパースラム」を男子で初めて達成されています。
さらに、2022年2月の北京五輪フリーでは前人未到の4回転半に挑戦。
転倒してしまったものの、国際スケート連盟(ISU)公認大会初の4A認定を受けています。
羽生結弦の大好きなフィギュアスケートを大切にしながら、究めていけたらいい。
フィールドは問わない。
アイスショーなのか競技なのか分からないが、皆さんにやっぱり羽生結弦のスケートが好きだと思ってもらえる演技を続けたい。フリーもSP(ショートプログラム)も、エキシビションも全てやり切った。
出典:https://kahoku.news/articles/20220220khn000021.html
2022年2月の北京冬季五輪でフィギュアスケート男子4位という結果を残した際の、羽生結弦選手のコメントです。
競技を続ける、と明言はせず、フィールドを問わずにスケートを続けていくと話されていました。
自他共に認める素晴らしい成績を残され、やりきったため、競技引退を選択される可能性が高いですね。
羽生結弦の引退理由③ケガ
スポーツ選手にはつきもののケガや体調不良ですが…
羽生結弦選手も、2022年3月の北京冬季五輪時には既にかなり足に痛みが出ていたそうです。
通常の4倍の痛み止めを飲んで練習する程の強い痛みに耐え、五輪に出場されていました。
痛めた右足首を庇うことで他の箇所にも支障をきたしているそうです。
ケガと付き合いながらの競技生活に終止符を打ち、これからはフィギュアスケートと楽しく向き合っていかれるのかもしれません。
羽生結弦の引退理由は?いつ?引退後の道は?
羽生結弦選手の引退がいつかや引退後の道については明言されていませんので、発表後に追記いたします。
アイスショーを創設、コーチに転向、はたまた芸能活動など、まだ若く様々な道が拓かれている羽生結弦選手。
今後の彼の歩みにも注目してまいります!